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いけばな
御室流華道
総司庁
世界遺産で触れる日本文化の粋

御室流とは
御室流は世界文化遺産、総本山仁和寺を創建された初代門跡、第59代宇多天皇(寛平法皇)を流祖と尊崇し、伝承されている華道流派です。
仁和寺は、中世には世間の名匠、技芸練達者に称号を授与し、文化発展に寄与してきました。近世になりこの称号を授与された花道家が集まり御室流を支えることになり今日の隆盛をみるに至っています。
その流風は古典技法を伝承すると共に、自由ないけ花表現の道をも開き、豊かな感性の涵養をめざし、次代にいけ花の美しさと、いけ花を求める心を継承していくことを目的とした流派です。

家元ごあいさつ
御室流 家元
総本山仁和寺第51世門跡
瀨川 大秀 大僧正
今日まで伝え守られる御室流華道は、仁和寺開創宇多法皇を流祖と仰ぎ、輝かしい伝統を有しています。
是非、御室流華道の歴史に触れていただき、さらに「花は華なり、心なり。」 の言葉のように、花は私達に人生の深さ、素晴らしさを教えてくれます。
唯、花は与えられた場所で自らの命を輝かせています。私達も花のように、命を大切に日々豊かな人生を歩もうではありませんか。
華務長ごあいさつ
御室流 華務長 小田 美風
御室流は寺院を家元とする流派で、花技、花芸を伝授することはもちろんのこと、ただ論理や技芸などの理屈だけではなく、素直に華を愛する心を育み人のあるべき道を求める流派です。
未熟ではございますが、いけばなの発展のため少しでも貢献できるよう精進いたします。

「飛躍を願って」 御室流華務長 小田美風
新年おめでとうございます。
皆様にとりまして幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年は癸(みずのと)卯(う)の年です。「癸」は、種子が計ることができるほどの大きさになり春間近で蕾が花開く直前である、という意味だと言われています。また、「卯」という字の形が、門が開いている様子を連想させることから、冬の門が開き飛び出るという意味や、うさぎのように跳ね上がるという意味もあり、希望があふれ景気回復好転する良い年になるとも言われています。
世界の情勢や、まだまだその動向に左右される新型コロナウイルス等気がかりなことは多いですが、そのような中でも人々は少しずつ歩みを進めつつあります。久々に開催される祭や様々な行事はかつてのそれとはまた違った意気込みが感じられます。
皆様の意気込みや努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍する年になることを心より願ってやみません。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の御室桜は4月8日に満開を迎えました。仁和寺にご参拝くださいました皆様に心より御礼を申し上げます。
御室流年間行事
伝統のいけばなをご覧いただけます

生初式
毎年、1月6日に仁和寺御所庭園の宸殿において
執り行っております。
稚松の生花を流祖宇多法皇のご宝前に献華します。
御室流門人はもとよりどなたでもご覧いただける
儀式です。
(仁和寺御所庭園拝観料:大人800円)
次回開催は、令和6年1月6日(土)です。

流祖奉献全国挿花大会
令和4年5月15日~16日に
家元 総本山仁和寺御所庭園(御殿)
にて開催いたしました。
ご来場いただきました皆様に
厚く御礼申し上げます。
令和5年度開催予定
日程:5月14日(日)~15日(月)
場所:総本山仁和寺

秋の華会
毎年11月、仁和寺御殿で
開催しています。
令和4年度は、下記日程で開催しました。
【前期展】
11月11日(金)~14日(月)
【後期展】
11月25日(金)~28日(月)
ご来場くださいました皆様に心より
御礼申し上げます。
お問い合わせ
御室流華道に関するご質問お問い合わせは下記よりご連絡ください。
〒616-8092京都府京都市右京区御室大内33 総本山仁和寺内
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FAX 075-467-1411